近鉄奈良線瓢箪山駅北側の瓢箪山中央商店街(通称=サンロード瓢箪山)に現在、吹き流しなどの七夕飾りが設置されている。(東大阪経済新聞)
以前は近くの山にササを取りに行き、地域の保育園や幼稚園の園児が飾りつけをした物を飾っていたが、2017(平成29)年からはアーケードに吹き流しを装飾。夏の風物詩として定着している。
今年は、約220メートルのアーケードに60本の吹き流しを設置。くす玉の直径は60センチ、吹き流しの長さは約2メートルで、今年は色鮮やかな吹き流しがアーケードを彩っている。
昨年からは、商店街内のセブン-イレブン前のスペースに風鈴を設置。花火やアサガオ、金魚などが描かれた風鈴に、同商店街のマスコットキャラクター「ひょうたクン」「かなちゃん」のイラストが描かれた短冊を付けた物など約300個を装飾。風が吹くたびに涼しげな音色を響かせている。
風鈴の装飾の近くには、5本のササと願い事を書いて飾れるように短冊を用意。瓢箪山中央商店街振興組合事務局長の西仲則夫さんは「6月から設置しており、これまでに1500枚ほどの短冊を置いている。今年はお子さん連れの人や年配の方、いろいろな人が願い事を書いて飾ってくれている」と話す。ササは7月7日まで設置し、8日には近くの瓢箪山稲荷神社で短冊をたき上げるという。
吹き流しと風鈴の装飾は8月20日ごろまで行う。