
西伊豆町のガラス作家でつくる「西伊豆硝子舎」がこのほど、町内で「かも風鈴」の引き売りを行った。風鈴をつるしたリヤカーが涼しげな音色を町内に響かせた。
かも風鈴は、同町宇久須がガラス原料「ケイ石」の産地として栄えたことにちなんで制作が始まり、地元の特産品として親しまれている。海や空をイメージした青色の風鈴で、作家が吹きガラスの技法で一つ一つ手作りした。
作家らは宇久須神社を出発し、黄金崎クリスタルパークまでリヤカーを引いた。同パークで風鈴88個の限定販売を開始したほか、同神社で風鈴240個を展示する「風鈴神社」も始まった。9月25日までの開催で、午前8時から午後5時まで。