瀬戸市蔵所町の瀬戸蔵セラミックプラザ内と店舗を結ぶ通路に、陶製の風鈴100個余を飾った「風鈴通り」がお目見えした。名鉄瀬戸線にちなんだ「せとでん風鈴」(高さ6センチ)もグッズとして開発され、近く販売される。 (保母哲)
風鈴通りにつるされたのは、長さ数センチから十数センチの釣り鐘形のほか、地蔵や力士、金魚、招き猫などさまざまな形の風鈴。値段は500-600円が主流で、伝統工芸士が手掛けた2500円の高級品もある。
せとでん風鈴は瀬戸蔵2階にある瀬戸蔵ミュージアムのグッズとして作られ、赤と黄緑の2種類。短冊は切符形になっており「栄町から尾張瀬戸ゆき」などとあしらわれた。値段は1個840円。
セラミックプラザは地元の焼き物を展示販売する県陶磁器工業協同組合(愛陶工)直営のアンテナショップ。昨年3月の瀬戸蔵オープンとともに1階に開設された。
風鈴を飾るのは初めての試みで、担当者は「梅雨に入り、真夏も間近。少しでも涼しさを感じていただければ」と話している。