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風鈴:夏の音色、爽やかに 松山・ロープウェー商店街 /愛媛

 松山市のロープウェー商店街に10日、砥部焼で作られた風鈴200個が飾られた。8月末まで、大街道側の商店街入り口からロープウェー乗り場までの間、店の軒先を飾り、涼しげな音を鳴らす。
 松山ロープウェー商店街振興組合(越智秀二理事長)と松山ロープウェー中央商店街振興組合(松浦吉隆理事長)で作る「松山大街道3丁目まちづくり委員会」(藤島寛昌委員長)が毎年この時期に実施している。「大街道、銀天街と違ってアーケードがなく、自然の風と光を楽しめる商店街ならではの良さを味わってもらいたい」と続けられ、今年で10年目。
 この日は約30人が脚立に乗って風鈴を取り付けるなどした。風鈴は、松山城やスイカ、カニ、花が描かれたものや、無地、伝統の唐草模様が描かれたものなどがあり、見るだけでも楽しい。風が吹くと一斉に軽やかな音が鳴り、観光客らが足を止めていた。
 製作した一人で「竹山窯」の中元栄治さん(43)は「使われている素材によっても音が違う。見て、聞いて楽しんでもらえれば」と話していた。

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