「秘窯の里」として知られる伊万里市大川内町大川内山で「風鈴まつり」が、20日開幕する。期間は8月末までで、今回の目玉は「伊万里焼ランプ」=写真。大川内山の県遺産認定記念として、限定100個を発売する。
まつりは今年で6回目。昨年は1万個の風鈴が売れるなど、夏のイベントとしてすっかり定着している。
ランプは、プラスチックの台に伊万里焼のカバー付きで、直径11センチ、高さ12センチ。
絵付けは各窯元のオリジナルで、色絵や染付などで描かれたアジサイやボタンなどが鮮やかだ。風鈴としても使えるよう、ひもを通す穴もある。
価格は一律3000円。7月18日午前9時から伊万里・鍋島焼会館で発売され、先着順に柄を選べるという。
また、まつりのメーンである風鈴は、昨年までの特大、大、中、小の4サイズに加え、新たに6角形の物も準備した。価格は1個1000円~5万円。
まつり期間中は碗琴コンサートやボシ(焼成する際に使う器)灯籠まつり、献上登り窯焚きなどもある。問い合わせは同協議会(0955・23・7293)。