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砥部焼風鈴で涼しげな音色を 松山市で飾り付け

 観光客らを涼しげな音色で迎えようと、松山市中心部の「ロープウェー街」で10日、店舗の軒先に国の伝統的工芸品である砥部焼の風鈴が飾り付けられた。
 風鈴の飾り付けは12年前から行われており、「夏の風物詩」として定着。以前は鉄製の風鈴を飾り付けていたが、7年前から砥部焼に変えた。砥部焼のさわやかで優しい音色は観光客らに評判で、今年も砥部焼協同組合の窯元が風鈴を手がけた。
 商店街の組合員ら約30人が作業にあたり、約480メートルの区間の約150店舗の軒先に約200個の風鈴が飾り付けられた。短冊が風に揺れると、「チリリーン」と“涼”を誘うような音色を響かせている。
 松山大街道3丁目まちづくり委員長の藤島寛昌さん(62)は「段差がないなど歩行者に優しい商店街の通りを歩きながら、砥部焼のよさを感じてほしい」と話している。8月末まで飾り付ける。

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