強い日差しが照りつける中、美濃市のうだつの上がる町並みでは軒先に約120個の風鈴が飾られ、風が吹くたびにチリリンと涼しげな音を響かせている。
美濃商工会議所などで作る実行委員会が企画。今年は県内と静岡県のガラス工芸作家7人の作った鈴に、美濃市の若手紙すき職人4人がすいた短冊をつけた風鈴110個のほか、県立森林文化アカデミーの学生らが作った木の風鈴も登場した。
風鈴は8月15日まで家主が毎朝飾り、夕暮れには家にしまう。短冊には家主が町への思いを詠んだ俳句や子どもの絵が描かれ、古い町並みを散策する観光客らを楽しませている。(中日新聞)