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市民汗だく「まだ序の口」=商店街に風鈴330個—岐阜・多治見

 早くも今夏の最高気温を記録した岐阜県多治見市では25日、うだるような暑さに市民がうんざりした表情を見せた。JR多治見駅前を歩いていた無職長江輝子さん(82)は「暑さには慣れているが、熱中症にならないよう小まめに水を飲んでいる」と汗を拭った。
 同市では、2007年に当時日本最高の40.9度を記録。飲食店経営の橋本新治さん(66)は「まだまだ序の口。もっと蒸し暑くなるとつらいけど」と余裕を見せた。
 市内の商店街「本町オリベストリート」では、ひとときの涼を得ようと330個の風鈴が軒先を飾る。商店街事務長の加藤彰久さん(60)は「地元産の陶器製の風鈴の音で少しでも涼しくなってもらえれば」と話した。 

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