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夢や目標、短冊に 北上駅に七夕飾り “涼”呼ぶ鈴の音も/岩手

 JR北上駅は19日、同駅西口に七夕飾りを設置した。地元園児の短冊を取り付けたササ竹やキャラクター入り風鈴などが飾り付けられ、駅は華やかで涼しげな雰囲気に包まれている。
 夏の風物詩として、2011年度から毎年この時期に設置。同日は、北上市花園町のふたば認定こども園双葉幼稚園(今西界雄園長、園児198人)の年長児47人が駅を訪れ、織り姫や彦星の絵や折り紙で飾った短冊をササ竹に取り付けた。
 短冊には「野球選手になりたい」「縄とびとべますように」「モデルになりたい」「おにいちゃんになれますように」などの目標や願い、将来の夢がしたためられた。
 杉澤泉吹ちゃんは「ピアノが大好き。うまくなりますように」と願いを込め、髙橋煌ちゃんも「食べ物屋さんになりたい」と笑顔で語った。
 園児たちの思いが詰まった高さ約6メートルのササ竹と、JR社員が用意した短冊記入コーナーのほか在来線ホームには市観光キャラクター「おに丸くん」の納涼風鈴を飾り、園児たちも社員の作業を手伝った。
 同駅営業指導係の松倉奈都美さん(25)は「園児の皆さんが一生懸命作ってくれた飾り付けで、明るい雰囲気を楽しんでほしい。風鈴も飾っているので、皆さんに涼しさを感じてもらえれば」と話した。
 七夕飾りと風鈴、短冊記入コーナーは7月7日まで設置される。短冊には駅の利用者も自由に願い事を書くことができる。

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