この音色は、新しい感動を味わったというものでなく、昔に存在した自分に出会った感じでした。
新しいものとは異種の文化が重なったときに起こるカルチャーショックのようなものだと思いますが、風鈴の演奏はそれではなく初めて触れたもののはずなのに新しさに違和感を感じさせず、良いイメージですっと自然に体に入り、優しく過去の記憶をなでられて心の中であそんでいるイメージでした。
また、そのような時間を最近自分に作ってあげられてなかったな。と、気づかされた時間でもありました。
風鈴の音が集まり、吉田さんによってプロディウスされるとこんなにも色々なものを伝えてくれる事に驚きを感じております。