奥州市江刺区の岩谷堂地区振興会生活安全部(大浪昭部長)や江刺署(鹿嶋政一署長)などは6日、区内の2カ所に防犯標語が書かれた短冊付きの風鈴を取り付けた。
設置したのは、同区岩谷堂の歴史公園えさし藤原の郷(さと)と同区豊田町の江刺ターミナルプラザ。
約10人が参加。防犯標語は江刺地区防犯協会(菊池庄晃会長)が中高生から募集した。「気のゆるみそれが非行の原因だ」「心までボロボロになるその薬」などで、風鈴をそれぞれ30個取り付けた。
大浪部長は「夏休みに入る子どもたちが、短冊を読んで気を引き締めてくれれば」と期待する。
風鈴の設置は1992年から毎年行われ、今年は8月末まで取り付けられる。