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JR水沢駅に南部鉄器の風鈴 涼やかな音色響く/岩手・水沢

風鈴関連ニュース

 奥州市南部鉄器まつり実行委員会(及川貢基会長)は8日、JR水沢駅と水沢江刺駅に南部鉄器の風鈴を飾り付けた。夏本番を思わせる暑さの中、同市出身で米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(花巻東高出)の活躍や防犯標語、川柳などで願いを込めた短冊を下げた風鈴が涼しげな音色を響かせている。

 同実行委はまつりのPRを兼ねて南部風鈴を駅に飾り付け、夏の風物詩として親しまれている。コロナ禍で風鈴の数を減らした年もあったが、2023年は昨年と同じく水沢駅に700個、水沢江刺駅に300個を飾った。

 水沢駅では、水沢鋳物工業組合や市、市観光物産協会、市社会福祉協議会、少年警察ボランティアの関係者15人が作業に当たった。

 関係者は、大谷選手の活躍を応援する「ショータイム」「投打猛進」のほか、福祉川柳、防犯標語、県ILC推進協議会から提供された「国際リニアコライダーを東北へ」などの文字が入った短冊を付けた風鈴を大小の井桁に取り付け、ホーム屋根の梁(はり)につり下げた。

 同組合の佐藤康平販売課係長は「南部風鈴の音を聞いて、リラックスしてもらいたい。短冊にある大谷選手は奥州から声援が届くよう願いを込めた」と話している。南部風鈴は両駅とも9月中旬まで飾られる。

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