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音色柔らかく個性的、廃瓶材料の「河内風鈴」が人気

夏を前に、色鮮やかなガラスで柔らかな音色を奏でる「河内風鈴」が人気を集めている。作っているのは大阪府東大阪市今米に住む菅二彌(かんつぎひろ)さん(58)。工房のある地名からこう名付けた。酒屋などから出る廃瓶を材料に、吹きガラスで作った「リサイクル風鈴」だ。
 菅さんが風鈴作りを始めたのは5年前。芸大生だった次女が、廃ガラスを使った作品づくりに打ち込む姿に触発され、団体職員からこの道に転じた。仕事で家を空けがちの生活を続けてきたが、娘とゆっくり話す機会にもなる、と自宅ガレージを改造して工房を作った。
 「環境に優しいリサイクル風鈴の音色は温かく、一つ一つ個性がある」と菅さん。風鈴は1個1800~2500円。問い合わせは、河内風鈴(0729・63・5050)。

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