夏の交通安全県民運動に合わせ、高岡署で12日、地元のこばと幼稚園の年長児52人が無事故を願う高岡銅器の風鈴30個を飾り付けた。涼やかな音色で来庁者に事故防止をアピールするほか、今年は能登半島地震の早期復興の願いも込めた。
園児は署員に抱えられながら木製のやぐらに風鈴を取り付け、うちわであおいで音を確認した。添えられた短冊には園児が事前に「シートベルトしてね」「おさけのんだらうんてんしないでね」などと記した。8月末まで署の出入り口に設置される。
風鈴は高岡銅器協同組合が提供し、取り組みは今年で4年目を迎えた。宮津健志理事長が「今年は元日に大きな地震があり、一刻も早い復興も願っている」とあいさつした。