星に復興の願いをーー。愛知県西部の飛島村で七夕の7日、長さ50メートルの仮設トンネルに風鈴600個が吊るされ、能登半島地震の被災地、石川県輪島市と村の児童らが「朝市がなおりますように」「笑いあえる日常がまたあたりまえになりますように」などと綴った短冊が揺れ、風鈴の音色が響いた。
「とびしま宵あかり」と名付けられたイベントで、2021年に輪島市と友好交流協定を結んだ村が企画。役場敷地の通路に木製のトンネルを設け、青、だいだい、白の3色でライトアップした。
トンネルの天井は天の川のように輝き、「つなみがきませんように」「だんすのせんせいになりたい」など両市村の子どもたちが記した短冊が“満天の星空”に照らされた。
イベントは15日まで。ライトアップは午後7~9時。