河津町の観光名所として知られる「河津七滝」の遊歩道沿いに27日、色とりどりの風鈴が設置された。7月1日から8月31日まで開くイベント「風涼渓(ふうりょうけい)」(河津七滝観光協会主催)の一環。緑豊かな散策路に風鈴と滝の涼しげな音が響き、癒やしの空間が広がる。
27日は協会員10人が、風鈴60個を設置した。七滝茶屋ガラス工房の福司康介さん(46)が手作りした吹きガラスの風鈴を、高さ約3メートルの木枠につるした。黄色や青色などを基調にした風鈴は、滝つぼの水がうねる様子を表現した。
イベントは今回で10回目を迎える。鈴木彰治会長(59)は「交流サイト(SNS)で取り上げてもらい、認知されてきた。風鈴と滝の音を聞いて涼んでもらいたい」と話した。
荒天予報時には撤去する。問い合わせは町観光協会<電0558(32)0290>へ。