身体にまとわりつくような暑さが続いていますね。
熱中症に十分気を付けながら、せっかくの夏を楽しみたいものです。
さて、今回は栃木県日光市の日光二荒山神社へおじゃましました。
拝殿にて 「黄金のうさぎ像」が迎え入れてくれる
現在、日光二荒山神社では「日光風鈴まつり」が行われています。
社務所前にて
境内の至るところから風鈴の涼やかな音色が聴こえて、涼を感じることができますよ。
|「日光の社寺」について
「日光の社寺」は、日光東照宮や日光山輪王寺、そして日光二荒山神社及びこれらの建造物群をとりまく遺跡からなり、1999年に世界遺産に登録されました。
日光二荒山神社を参拝される際は、日光東照宮や日光山輪王寺も巡られてみてはいかがでしょうか。
|日光二荒山神社について
日光二荒山神社は、古くから日光の山岳信仰の中心として崇拝されてきた神社です。霊峰男体山(二荒山)を御神体山とし、天応2(782)年に男体山の山頂にお祀りしたのを始まりとします。
濃い緑に包まれた朱色の本殿
男体山山頂に奥宮、中禅寺湖畔に中宮祠、山内(市内)に御本社が鎮座します。
御祭神 二荒山大神
親子3神を祀っています。
大己尊命(おおなむちのみこと)(大国主命):父
田心姫命(たごりひめのみこと):母
味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと):子
御神徳
大己尊命:家内安全、商売繁盛、良縁、醸造、医薬、婚姻
田心姫命:子授け、安産、子育て
味耜高彦根命:農業、漁業、交通
|境内を歩いてみよう
日光二荒山神社では、本社神苑を中心に約900個の風鈴が飾られています。
神苑にて カラフルな風鈴は目が覚めるような鮮やかさ
陶器と磁器の風鈴があるようで、磁器の風鈴は以前お伝えした佐野市の伝統工芸である「天明鋳物」の風鈴です。
陶器の風鈴は色や絵柄もさまざまで、金魚や四葉のクローバーなどが描かれ、陶器ならではの温かみのある優しい音色に癒されます。
神苑にて 風鈴の音色を聴きながら、七福神を参拝する
風鈴まつりは9/10まで開催されていますので、この機会に境内をゆっくり散策されてみてはいかがでしょう。
多くの風鈴が飾られている神苑は有料エリア(拝観料300円)になりますが、化燈籠、若返りの二荒霊泉など見どころもたくさんありおすすめですよ。
|御朱印について
日光二荒山神社では常時10種類以上の御朱印を受けることが可能です。
私は、本社(大国主命)御朱印と七福神の特別御朱印を拝受しました。
良い縁七福神「特別御朱印」
|最後に
日光二荒山神社の神苑に入ったのは今回が初めてだったのですが、神苑の御神木のそばでは四つ葉のクローバーが育っています。
実際に見つけた四つ葉のクローバー
日光二荒山神社を参拝された際には、ぜひ幸せの四つ葉のクローバーを探してみてください。(摘んで持ち帰ることはできません。)
このクローバーをモチーフにした御朱印もあり、可愛らしくておすすめですよ。
風鈴の涼やかな音色の中、境内をゆっくりと散策して四葉のクローバーを見つけるのも、特別な夏の思い出になりそうですね。
【基本情報】
日光二荒山神社
住所:栃木県日光市山内2307
アクセス:
*お車でお越しの場合
日光宇都宮道路「日光IC」より約22分
*電車でお越しの場合
「JR日光駅」よりバスにて約10分「西参道入口」下車、徒歩にて約7分
「東武日光駅」よりバスにて約5分「西参道入口」下車、徒歩にて約7分
本社駐車場:有(普通車100台) 1回500円
日光二荒山神社本社駐車場 空車情報
参拝時間:
4月~10月 8:00~17:00
11月~3月 9:00~16:00
各期間とも受付は閉門30分前に終了
拝観料:300円(本社神苑入園料)
下野国一之宮 日光二荒山神社 公式ホームページ