「竜神峡風鈴まつり」の開催を前に、千個以上の風鈴の飾り付けが3日、茨城県常陸太田市天下野町の竜神大吊橋で行われた。長さ375メートルの橋の欄干に設けた柱に飾られたガラス製の風鈴は、さっそく涼しげな音色を響かせていた。同まつりは5日から。
金魚や花火、アジサイなどが描かれた風鈴をはじめ、市内の小学生が絵付けした陶器の風鈴、岩手や富山、福井各県などの変わり種約100個も並べた。大吊橋入り口には専用のやぐらも設置した。
企画運営する水府まつり実行委員会の助川武則実行委員長は「小学生に参加してもらい、飾り方なども工夫した。竜神峡の絶景と涼を感じてもらえれば」と来場を呼びかけた。