大阪府交野市の工房「河内風鈴」で、空き瓶を再利用した風鈴が並び、涼しげな音色を響かせている。夏祭りやクラフト展で11月までに約1100個が販売される。
工房の菅二彌(かんつぎひろ)さん(75)が、店舗から譲り受けた酒や化粧品の瓶を自作の窯で溶かして風鈴にリサイクルする。720ミリリットルの酒瓶で7、8個の風鈴ができるという。ガラスの種類によって風鈴の色や音色が異なり、手作りの風合いが楽しめる。1個3000~3500円。菅さんは「風鈴の音色で涼を感じてもらえれば」と話す。問い合わせは同工房(072・808・6351)。