国内外の約5千個の風鈴を集めた風鈴祭が、新潟県五泉市宮町の五泉八幡宮で始まった。伝統的なガラスやキャラクターをかたどったものなど色とりどりの風鈴が風に揺れ、涼しげな音を響かせている。
風鈴祭は今年で13年目。権禰宜(ごんねぎ)の近藤早都治(さとし)さん(50)が、厄払いに御利益があるとされる風鈴を集めて境内に飾り付けている。
新型コロナウイルスの影響で規模を縮小してきたが、2023年は4年ぶりの通常開催となる。飾った風鈴も過去最多となった。近藤さんは「全国の風鈴を見て、各地とのつながりを感じてほしい。五泉に来るきっかけになればいい」と話した。
風鈴祭は7月31日まで。期間中は午後6時~9時、ライトアップを行う。