福島県いわき市勿来町の国魂神社に29日、色鮮やかな風鈴やこけ玉などで彩られた「風鈴参道」がお目見えし、境内を涼やかな音色で包んでいる。
30日の「夏越しの大祓」を経て初詣から半年間を無事に過ごせたことに感謝し、残り半年の無病息災を願う「夏詣(なつもうで)」に合わせ企画した。風鈴は昨年より約200個多い800個とし、新たに写真映えする休憩スペースも設けた。29日には前夜祭としてNHK交響楽団(N響)のメンバーが境内でコンサートを繰り広げた。
国魂神社では8月20日までを夏詣期間とし、限定の御朱印やお守りを頒布している。季節の花々を生けた季節手水(ときてみず)も楽しめるほか、7月10日ごろまでは罪やけがれを払う茅の輪を設置している。