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音色涼しげ、路面電車に備前焼風鈴 岡山電気軌道が市中心部で、生徒書いた短冊も/岡山

風鈴関連ニュース

 岡山市中心部を走る岡山電気軌道の路面電車に3日、備前焼の風鈴をつるした「風鈴電車」がお目見えした。涼しげな音色を響かせる風鈴には、新型コロナウイルス禍を過ごす乗客を励ますメッセージが添えられている。

 つり革の間に40個がつるされ、「マスクをはずし笑い合いたい」「コロナ禍をどう過ごすかは自分次第!!」などと書かれた短冊が結ばれている。沿線にある山陽学園高(同市中区門田屋敷)と岡山東商高(同東山)の生徒がしたためた。

 通学で利用する岡山医療福祉専門学校3年の女子学生(20)は「きれいな音色。短冊を読むと明るく元気な気持ちになれる」と話した。

 車両の前後には、山陽学園高3年植田紗英さん(17)と岡山東商高3年野口千香子さん(17)が風鈴を描いたヘッドマーク(直径60センチ)も取り付けた。当面、東山線を1日約10往復する。

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