清涼感ある風鈴の音色を楽しみ暑い夏を乗り越えようと、山口県宇部市上宇部の琴崎八幡宮(白石正典宮司)で、恒例の風鈴まつりが開かれている。参道を歩く家族連れらが記念撮影を楽しんでいた。9月4日まで。
参道のヒノキ造りの「トンネル型風鈴掛け」など各所に約2500の風鈴を飾っている。トンネルは高さ約3メートル、長さ約10メートルで、赤、青、緑色のカラフルなガラス製の風鈴が、風が吹くと「シャリン」と涼しげな音を響き渡らせる。
権祢宜(ねぎ)の白石憲一さん(40)は「先が見通せないコロナ禍が続きますが、きれいな色の風鈴で涼を体感していただければ」と話していた。