岐阜県垂井町宮代の南宮大社に色鮮やかな約550個の風鈴がお目見えした。風が吹くと爽やかな音が一斉に鳴り、境内に涼感をもたらしている。9月中旬まで。
魔よけになるとされる鈴と伊吹山からの風によって、新型コロナウイルスなどの疫病や暑気を吹き払おうと2020年に始めた「風鈴奉納」。願いを込めて風鈴につるす短冊の奉納も受け付けている。
風鈴がトンネル状にずらりと並ぶ特設の「風鈴亭」には今夏、鮮やかな花々を飾った直径約30センチの大風鈴が登場。手水(ちょうず)舎では、天井や柱に張り巡らせた木枠に風鈴を取り付けた「風鈴手水」を実施している。毎月1、15日には季節の花で水面を彩る「花手水」も行う。
期間中は両日とも境内を午後9時まで開放する。