愛媛県松山市神田町の三津厳島神社で1日、この半年間の無病息災などを感謝し、残り半年の平穏を祈る「夏詣」が始まった。
神門には、魚市場がある三津らしくタイをモチーフにした風鈴約50個が飾られ、涼やかな音色で参拝客を出迎えている。
夏詣は浅草神社(東京都)が提唱し、初詣から6カ月の節目に行う。三津厳島神社は2020年から、新しい夏の風習として催している。
今年は昨年の倍近い数のタイ風鈴をつるし、1体千円で授与も開始。境内の天満宮拝殿には、新たに砥部焼のタイ風鈴もお目見えした。
「三津の渡し」をイメージした切り絵の御朱印や、パステルカラーのタイのおみくじも用意。17日には十七夜七夕祭りがあり、出店も予定している。