南砺市の越中一宮髙瀬神社は7月1日に始める「夏詣(なつもうで)」に向け、拝殿などに風鈴555個を飾り付けた。昨年の2倍以上の個数となり、涼しげな音色が境内に夏の彩りを添えている。
風鈴は、恒例の拝殿と手水舎に加え、参集殿の軒先にもつり下げて「風鈴の小道」を形成した。それぞれ神職や巫女(みこ)、職員が手作りした折り鶴や短冊が付けられている。無病息災を願って参拝者がくぐる直径約2・6メートルの「茅(ち)の輪」も30日まで設置される。
夏詣の期間は7月1~7日で、参拝者が自由に願い事を記すことができる七夕の短冊が置かれる。同1~10日には、氷見市出身の漫画家・今市子さんの展覧会も開く。