涼やかな音色でコロナの邪気を祓いたいと去年始まった大津市西教寺の風鈴参道。今年は去年の倍、1500個が鳴り響きます。
大津市の西教寺本堂前の参道には、今年も風鈴の棚が設置されました。今年は去年のものに加え、新たに高さ2.6メートル、幅3メートル、長さ17メートルの参道が設けられ、寺全域に去年の700個の倍、約1500個の風鈴が取り付けられています。公開初日の25日には、西教寺の武田圓寵貫首によって疫病退散、そして除災招福の願いを込めた法要が営まれました。
風鈴は古くからその音によって、疫病などの邪気を祓うと言われてきました。ガラス製の風鈴は僧侶らによって一つ一つ色が塗られたもの。この日は日差しの強い一日でしたが、風が抜けるたびに、風鈴は一斉に涼やかな音色を奏でていました。西教寺の風鈴参道は9月19日まで設置されます。