愛媛県宇和島市錦町のJR宇和島駅のホームに23日、風鈴棚がお目見えした。地元の小学生が「ふるさと自慢」をしたためた短冊を取り付けた風鈴が、涼やかな音を響かせ利用客を楽しませている。8月23日まで。 駅で1980年から続く夏の風物詩。ホームの天井に風鈴棚5基を飾り、短冊は同市丸穂の天神小学校の5、6年生が制作した。
「宇和島のあつあつじゃこ天食べさいや」「夏休み牛鬼祭り見に行こう」などと書かれた短冊を、JRの職員が一つずつ風鈴に取り付けた。風が通るたびに「チリンチリン」と鳴り、ホームの暑さを和らげていた。