富山ガラス工房の企画展「ガラスの風鈴」が、富山市古沢の同工房で開かれている。夏本番に向け、涼しさを感じさせる作品がそろっている。7月3日まで。
ガラスの透明感と音色で厳しい暑さをしのいでもらおうと、県内外のガラス作家が毎年制作している。今回は工房所属の15人を含む25人が約100点を並べ、展示販売している。
風鈴の中で金魚が揺れる作品や富山湾の海をイメージしたものなど、いずれも作家の個性やアイデアが光る。
企画展「富山アイコニックと香り」も併せて開かれ、約50点が並ぶ。香りを生かした空間演出に取り組む富山市の「ハーバル8」が協力し、柑橘系の香りが漂う風鈴を紹介している。その他、夏らしい一輪挿しなどもある。6月28日まで。