福井県越前町の越前陶芸村にある越前古窯博物館で越前焼の風鈴「陶ふうりん」3千個を古民家に並べる催しが始まるのを前に6月16日、会場が報道陣向けに公開された。風鈴は色や形、音が一つずつ異なり、風が吹くと一斉に透き通った音色を響かせ、涼感を運んでくれる。
催しは6月18日に開幕し、9月4日まで開かれる。越前陶芸村の夏の風物詩として4年前に始まり、インスタ映えスポットとしても定着してきている。
今回は風鈴の数を昨年より千個増やした。古民家の中庭や縁側に、越前焼の16窯元と福井県陶芸館スタッフが手掛けた多彩な作品を並べる。アイスクリームや牛乳瓶を模したものなど個性的な作品も多い。
陶ふうりんは1個1500円から購入できる。会場では、期間限定の抹茶や和スイーツも販売。入場料は一般300円、未就学児無料。