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飯山の商店街に涼しげな音色 飯山高生が風鈴デザイン(長野)

 長野県飯山市中心部の本町商店街のアーケードに飯山高校(飯山市)美術部がイラストを担当した風鈴がつるされ、涼しげな音色を響かせている。本町商店街協同組合が美術部に依頼して完成。30日も、通り掛かった住民らが楽しんでいた。各店で9月下旬までつるし、地元住民や観光客を迎える。
 本町商店街は城下町や寺町に合った景観づくりを進めている。風鈴は陶器製で、美術部顧問で陶芸家の千坂経悦さん(67)=飯山市=が陶器を作り、短冊のデザインは美術部の1〜3年21人が担当。アイスクリームやハートなど、さまざまなデザインや大きさの風鈴45個を作り、6月下旬につるし始めた。
 これまで商店街の景観づくりでは、文化学園大(東京)に依頼した藍染めののれんを各店の軒先につるすなどしている。本町商店街協同組合代表理事の滝沢博信さん(62)は「これからも街並みと調和の取れた商店街づくりをしていきたい」。千坂さんは「立ち止まって陶器のいい音色を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

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