富士山のふもと、山梨県の河口湖の湖畔にある観光施設では、200個の風鈴が取り付けられ、訪れた観光客が涼しげな音色を楽しんでいます。
17日は富士河口湖町の河口湖畔にある観光施設で、高さ3メートルほどの木に見立てた金属製のポールに風鈴を取り付ける作業が行われました。
風鈴は合わせて200個で、このうち6割に当たる120個は地元の小学生が作り、魚やスイカをイメージした模様や、富士山などの絵が描かれています。
17日の河口湖畔は雨上がりとなり、富士山も山頂まで見え、辺りには風鈴の涼しげな音が響いていました。
訪れた国内外からの観光客は、写真を撮ったり風鈴の音色に聴き入ったりしていました。
北海道の20代の男性は「きょうは暑いですが、風鈴の音を聞くと涼しく感じます」と話していました。
「河口湖ミューズ館」の相澤利美館長は「日本の文化である風鈴の音を聞きながら、暑い夏を乗り切ってほしい」と話していました。
この風鈴は8月14日まで富士河口湖町の「河口湖ミューズ館」で楽しむことができます。