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6000個の風鈴と400本の和傘の共演 岐阜県・「関ケ原ウォーランド」で200メートルの風鈴トンネル

風鈴関連ニュース

 岐阜県関ケ原町にある関ヶ原合戦を再現したテーマパーク型資料館「関ケ原ウォーランド」 (レスト関ケ原・岐阜県関ケ原町)で、毎年恒例の「風鈴まつり」が始まった。9月29日(日)までの10時~20時30分開催。

 関ケ原は、672年の「壬申の乱」と、1600年の日本史上最大の戦い「関ケ原合戦」の2度の大きな戦乱の舞台となった悲劇の地であり、同時に天下泰平の時代が始まった地でもある。二度と大厄を起こさないという願いを込めて、6000個の風鈴による「風鈴まつり」と、400本の和傘の空間「和傘物語・和傘灯り物語2024」を同時に演出する。風鈴と和傘が共演する和の納涼体験ができる。

 風鈴のもとは、中国から仏教とともに伝わった風鐸(ふうたく)で、風鐸の音が聞こえる範囲は災いから守られると、厄除けの意味を持ってきた。和傘の原型となった蓋(きぬがさ)は、かつては魔除けの象徴でもあった。

 施設の奥に安置されている薬師如来像まで、長さ約200メートルの風鈴トンネルに、約6000個の風鈴と400本の和傘が並び、風が吹くと風鈴の涼やかな音が一面に響き渡る。薬師如来像の前で短冊に願い事を書いて願掛けをすることができ、この短冊は10月に天満山宝蔵寺(関ケ原町)で護摩供養により祈祷する。同寺では、毎年10月21日に平和の大祭「関ケ原合戦戦没者慰霊法要」を行い、全国から護摩札を預かり、大願成就の護摩祈祷を行っている。

 なお、関ケ原ウォーランドに隣接するレストラン、「sekigahara 花伊吹」と「鉄板ダイニング 天満」では、「風鈴まつり」の入場料が無料・割引となるメニューを用意している。

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