広島県三次市十日市町の鷺(さぎ)神社で、約500個の風鈴の音色が楽しめる「風鈴まつり」が開かれている。
境内に対の柱を並べて上にも竹を渡し、花火や金魚の柄をあしらった赤、黄など色とりどりのガラス製風鈴を下げている。そばには約60個の風車も飾ってあり、風が吹くたびに涼しげな音色が響き渡る。
風鈴まつりは、同神社の権禰宜(ごんねぎ)円藤(えんどう)恵さん(39)が発案し、昨年から開催。今年は風鈴の数を2倍に増やした。円藤さんは「散歩がてらに立ち寄って眺めたり写真を撮ったりして、心と体を癒やしてほしい」と話す。8月31日まで。