厳しい残暑が続く中、群馬県桐生市の宝徳寺では願いを込めた3000個以上の風鈴の音色が訪れる人を楽しませています。
涼しい音色を奏でているのは桐生市にある室町時代創建の寺宝徳寺に飾られた風鈴です。宝徳寺では、風鈴の音色を通して神仏に祈りを捧げようと毎年夏に合わせて「風鈴まつり」を行っています。
今年は去年よりおよそ500個多い3000個の風鈴のトンネルが参拝者を迎えています。短冊には「コロナ収束」「世界平和」など参拝者の願いが鮮やかな風鈴に託されていました。
また、今年は新たに傘で厄を除けようと150本の傘を頭上に並べるアンブレラスカイも登場しています。22日の桐生市は最高気温が32.2度と汗ばむ陽気となりましたが風鈴や傘を写真に収めようと多くの参拝者が訪れていました。
風鈴まつりは9月19日までアンブレラスカイは秋ごろまで楽しめるということです。