南房総市千倉町南朝夷の高家神社の境内に、約100個の風鈴と竹灯籠が設置されている。25日までで、午後6時からは竹灯籠のライトアップも行われており、幻想的な雰囲気と涼やかな音が、多くの参拝者の目と耳を楽しませている。
同神社を生かした地域活性化に取り組む、千倉地域づくり協議会「きずな」の「高家学ぼう会」と地元の谷津区の住民らが中心となって設置。境内を抜ける風が奏でる涼しげな風鈴の音で、参拝者に涼を感じてもらおうと、毎年取り組まれている。
竹灯籠のライトアップは、午後6時~9時半で、日没以降は、日中と違った雰囲気の境内で涼を感じることができる。
都内から観光に訪れた20代男性は、「神社の雰囲気と風鈴の音色が心地良くて、気持ちが落ち着くし、さわやかです」と感想を話していた。
同会では、「蒸し暑い夏に、風鈴の音色に癒やされてみては」と「涼詣で」を呼び掛けている。