愛媛県宇和島市のJR宇和島駅で3日、市立天神小学校の6年生35人と鉄道愛好会「宇和島八日会」のメンバーらが風鈴の飾り付けを行った。
1日の乗降客が約3100人の同駅の風鈴は、夏の風物詩として親しまれ、和霊大祭やお盆の帰省客らにも、風鈴の音色で暑さを和らげてもらおうと、昭和55年から始めた。
同校の5、6年生が作成した“ふるさと自慢”をつづった言葉や俳句の短冊を、6年生児童が風鈴棚(幅90センチ、長さ150センチ)10基につり下げられた風鈴計100個に次々と付けていった。
6年生の中川龍神君(11)は「牛鬼だみんなワッショイ盛り上げろ」、池田香純さん(11)は「いよかんはあまずっぱくておいしいよ」と書いた自作の短冊を取り付け。色とりどりの短冊が風に舞い、涼を運ぶ風鈴の音色が響き、児童らが聞き入っていた。設置は8月25日まで。
産経新聞