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風鈴3000個、涼やかに SNSで人気の佐用町・光明寺 金魚のオブジェや短冊も

風鈴関連ニュース

 約3千個の風鈴が飾られる夏恒例の「風鈴まつり」が、兵庫県佐用町平福の光明寺で開かれている。緑に囲まれた境内で風鈴が「チリン、チリン」と音を立て、涼感を演出している。

 同まつりは、同寺に気軽に足を運んでもらおうと、井上隆快(りゅうかい)住職(75)が2015年から始めた。当初は200~300個の風鈴を飾るのみだったが、交流サイト(SNS)で人気を呼び、風鈴の数や種類も増やし、今では多くの人が撮影などで訪れる。

 境内では結束バンドで作られた金魚のオブジェが、風鈴とともに風で揺れる。また、学業や健康の成就といった願い事が書かれた短冊も。花火や蚊取り線香といった夏定番の絵が描かれた風鈴もあり、参拝者らは見上げながら心地よい音色を楽しんでいる。

 母と一緒に初めて訪れた神戸市北区の会社員女性(23)は「風鈴の音が気持ちよくて心が涼しくなる」と話した。

 9月8日まで。午前9時~午後4時。拝観は無料。境内につるす風鈴の奉納は400円。光明寺TEL0790・83・2646

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