新潟県五泉市の五泉八幡宮の境内に約5000個の風鈴が飾られ、涼しげな音を響かせている。
魔よけの効果があるとされる風鈴で世の中の平穏を願おうと、東日本大震災があった2011年に始まった。
風鈴は、同八幡宮の権禰宜(ごんねぎ)、近藤早都治さん(51)が個人的に集めたもので、ガラス製の「江戸風鈴」やアメリカ、フランスといった海外製など、約900種類が飾られている。
20日は多くの家族連れなどが訪れ、風が吹くと響く涼しげな音を楽しんでいた。
近藤さんは「風鈴を見たり、音を聞いたりして楽しんでほしい」と話している。31日まで飾るという。