23日は二十四節気の一つ「大暑」。1年で最も暑くなるころとされる。今年は梅雨明けが平年より遅れており、すっきりしない天気が続いている。連日蒸し暑く、香川県高松市内の民芸品店では風鈴の涼やかな音が来店客に喜ばれている。
高松地方気象台によると、22日は湿った空気が流れ込み、朝からあいにくの雨模様。最高気温は高松で29・0度と平年(32・0度)を下回ったが、湿度の高いむしむしした一日だった。
高松市内の民芸品店では天井からつるされたガラスや南部鉄器の風鈴が「チリン、チリン」と涼やかな音を響かせている。その音に誘われるように来店した人々は、花火や金魚が描かれたデザインにも涼を感じ、笑顔を見せていた。