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風鈴や風車「孔子の里」吹き抜ける風感じて・多久市「朋来庵」/佐賀

風鈴関連ニュース

 多久市多久町の市物産館「朋来庵(ほうらいあん)」の北側広場で、色鮮やかな風車千本と風鈴50個を飾った「風祭」が開かれている。近くの多久聖廟(せいびょう)との間を風が吹き抜けるたびに、くるくる回る風車と涼やかな風鈴の音のコラボレーションを楽しめる。30日まで。

 コロナ禍で多久を訪れる観光客に少しでも明るい気持ちになってもらおうと、市観光協会が昨年から実施している。今年は風車の数を2倍に増やし、広場の半分を埋め尽くした。

 風車が一斉に回る姿を見ることができるのは文字通り「風任せ」。時折吹き込む風を受けて風車が回り出すと、風鈴の音と草むらから聞こえる虫の鳴き声とともに、ひとときの「涼」を味わえる。市観光協会によると、多久聖廟を訪れた帰りに立ち寄り、写真に収める観光客も多いという。

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