茨城県下妻市大宝の大宝八幡宮(山内雄佑宮司)で25日、「風鈴まつり」が始まった。色とりどりに絵付けされた約1300個の風鈴が参道に飾られ、涼やかな音色を響かせている。
風鈴はガラス製で、参拝者や近くの大宝保育園の園児が花や似顔絵を描いた。短冊には「家族皆幸せに暮らせますように」「平和」などの願い事が書かれている。
鈴の清らかな音は邪気を払い、清浄をもたらすとされ、同八幡宮がコロナ禍の2020年夏に始めた。
友人らと訪れた同市の女性(74)は「音色が気持ちいい」と笑顔。山内宮司は「少しでも涼んでほしい」と話した。
8月20日までで、午後7時から同9時ごろまでライトアップされる。