酷暑で知られる多治見市で、少しでも涼やかに過ごせるようにと、本町オリベストリートでは、美濃焼でできた風鈴が心地よい音色を響かせている。来月31日まで。
計三百五十個が店舗や個人宅約七十箇所に飾り付けられている。風鈴には、地元の養正小学校の児童全員が「すいえいせんしゅになりたい」などと願いごとを書いた短冊が付けられている。短冊の取り付けや風鈴のひもの交換作業は、多治見中学校の生徒が協力した。
また、本町の市PRセンターなどでは七日、市のマスコットキャラクター「うながっぱ」の誕生十周年を記念した「うながっぱ風鈴」が発売された。
市観光協会が五百個限定で製作。滝呂町の製陶所で型を作り、目や口、頭のお皿が凸凹で立体的に表現されている。
市観光案内所と駅前のおみやげ店「omiya」でも販売されている。価格は千五百円で、うながっぱの手提げ箱入り。