豊田市旭地区小渡町地内で7月17日、「小渡夢かけ風鈴」が始まった。
「小渡夢かけ風鈴」は、矢作川から旭地区の中心地=小渡の町並みに抜ける風に注目し、その風を生かして風鈴を飾り音色を楽しむイベントとして、地域活性化を目的に2003(平成15)年から行われているもので、今では旭地区の夏の風物詩となっている。
今年は約6000個の風鈴が民家の軒先や寺院に飾られ、イベントの初日となった17日は、旭郵便局前の通りでオープニングイベントが行われ、涼しげな音色が響く中、多くの家族連れなどでにぎわった。 会場では、射的やボールすくい、コインゲームなど、子どもが無料で参加できるゲーム大会が行われ、どのブースも行列ができる出来るほど人気を集めた。
中でも水中にある的の中に11円玉を落として入れる「コインゲーム」では、小さな男の子が的の中にコインを入れると、飛び跳ねて喜ぶ様子も見られた。
風鈴の絵付け体験では、地元の工房で作られた風鈴に、ペンを使って花火やヒマワリひまわり、スイカなど思い思いの絵を描き、オリジナルの風鈴を完成させると、風鈴寺とも呼ばれる「増福寺」の前で、家族で記念写真を撮影していた。
そのほか、アユ鮎の塩焼きや、豊田市産の桃を使ったかき氷などもの販売。も行われ、訪れた人たちは風鈴の音色を聞き聴きながら、地元のグルメを味わったり、旭女性の会による浴衣の貸し出しと着付けのサービスを受け、小渡の町並みを浴衣や甚平(じんべい)姿で歩いたりするく人の姿が多く見られるなどして、来場者は思い思いにイベントを楽しんだでいた。
8月31日まで。