茨城県潮来市あやめの水郷潮来あやめ園で15日、「風の音しらべ」が始まり、約4千枚の短冊や約700個の風車が風に吹かれている。11月13日まで。
市が取り組むあやめ園の通年型観光化の一環で、今年で3年目。例年通り、前川沿いに短冊や竹製の風鈴が飾られているほか、あずまやなどに風車が設置された。また、今年は新たに太さが違う竹を並べた「竹鳴子」も登場。実際にたたいて音の違いを楽しむことができる。
このほか、短冊に願い事を書いて飾る「無料短冊づくり」や「シャボン玉エリア」などがある。土日祝日は道の駅いたこを運営する「いたこ」によるろ舟遊覧も実施する。
市観光商工課の担当者は「インスタ映えを意識した飾り付けに加え、新たに体験エリアも増えたので、ぜひ多くの人にお越しいただきたい」と話した。