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神奈川新聞

1面の「照明灯」にて紹介されました。


《全文紹介》

チリン、チリリ一ン。つるされた風鈴の短冊を鳥の羽根で触れていく。自作のシンセサイザー音楽と七沢温泉郷で録音した川のせせらぎを合わせる。厚木市の吉田慎さん(38)が演奏する「風鈴ミュージック」だ。安らいだ気分になる。先月は鎌倉市のギャラリーでコンサートがあった。「風鈴の音色は、日本人み遺伝子に響くんです」と吉田さん

風鈴をベランダにつるさないのは、もはやマンションの常識という。「騒書」苦情のない室内用の卓上型風鈴が人気である。閉め切った部屋でもクーラーや扇風機の風で鳴る。

日本住宅管理組合協議会の佐々俊郎事務局長は「風鈴だけでなく、身勝手な苦情が多い。隣との付き合い方を知らない人が増えている」

「風鈴を超える風鈴にしたい」と愛媛県四国中央市のベンチャー企業「サンエレクトロニクス」は「電子風鈴」を開発した。マイコン制御で、土台のコイルに電流を通して磁力を作り、磁石の入った舌を揺らす。特注の南部鉄が風に吹かれるように鳴ったり、やんだりする。

涼を運ぷ風鈴だが、インテリアとして飾る人も多い。金魚や亀など動物をモチーフにしたものやサッカーボールを絵柄にした風鈴が人気という

風鈴は音色がよく余韻が深い。縁側や軒下につるされた風鈴には余韻があった。

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