松江市美保関町の美保神社に続く参道「青石畳通り」には、22日から約80個の風鈴が設置され、涼を演出しています。
地元の観光協会が夏の観光を涼しく楽しんでもらおうと2016年から毎年行っています。
観光客:
「きょうすごい暑いんですよ。今、33度か34度くらいあるんですけど、涼しく感じますね。この風鈴の音が」
福島睦アナウンサー:
「かわいらしい見た目と涼しげな音色で癒してくれるこれらの風鈴。県内の高校の美術部員が手作りした、世界に一つだけの風鈴です。1つ1つに、生徒たちが願いを込めて書いたメッセージも添えらえれています」
風鈴をデザインしたのは、松江市と安来市の9つの高校の美術部員たち。
開始当初は市販の風鈴を飾っていた町の観光協会が6年前に企画、個性豊かな風鈴が並ぶようになりました。
青石畳通りの風鈴は9月2日まで取り付けられ涼しげな風景を演出します。
風鈴の音色は松江城を望む堀川からも。
福島睦アナウンサー:
「松江城のお堀を回る堀川遊覧船からも心地よい音色が響いています。夏恒例の風鈴船の運行が始まっています」
堀川遊覧船では1999年から続く夏の風物詩「風鈴船」の運行が20日からスタート。涼しげな音で観光客をもてなしていました。
観光客:「いい音で。ちょうど風が吹いて鳴っていて。気持ちいい。あると全然違いますね」
堀川遊覧船管理事務所 長土江健二さん:
「梅雨が明けて暑さが増して参りましたので、この鈴の音で風を感じて頂いて、松江城の周りの観光を楽しんで頂きたいと思います」
風鈴の音とともに城下町の風情を楽しめる「風鈴船」は、8月21日まで運行されます。