駅の利用者に清涼感を味わってもらおうと、愛媛県西条市三津屋のJR壬生川駅に14日、恒例の風鈴棚が設置された。涼やかな音色がホームに響き、地元の園児がメッセージを込めた短冊が風に揺れている。7月末まで飾られる。
風鈴棚の設置は、市内の事業主らでつくるグループが2017年から実施。同市三津屋南のふじ保育園の園児約20人が駅を訪れ、南部鉄器の風鈴の飾り付けを見学した。事前に園児が書いた短冊には「おしごとごくろうさま」「にゅうがわにまたきてね」など利用客に向けたメッセージが記され、癒やしを提供している。