top1
top2
top3
top4
top5
previous arrow
next arrow

東日本大震災の復興願い、清水寺に南部風鈴(京都)

 東日本大震災からの復興を願い、岩手県特産の南部鉄器の風鈴を飾り付ける催しが1日、清水寺(京都市東山区)で始まり、涼しげな音を奏でる約250個の風鈴の音を、観光客らが楽しんでいた。
 京都市内の岩手県出身者らでつくる団体が震災後から行っており今年で7回目。
 津波被害を受け、今でもプレハブ校舎で学んでいる同県釜石市の唐丹小と白山小、そして京都市東山区の開睛小の児童ら計約200人が書いた風鈴がつるされている。中には「新しい校舎でニコニコして勉強したい」「釜石のみんなが元気でいますように」など震災からの復興を願う内容もあった。
 法要の後、「楽器をマスターしてみんなを楽しませたい」という風鈴をつるした開睛小6年の岡田恵昌君(11)は、「落ち込んでいる人を勇気づけるような音を奏でたい」と話していた。風鈴は31日まで飾られている。

タイトルとURLをコピーしました