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朝日新聞

「風鈴演奏 涼呼ぶ専用会場」でカラー写真で風鈴ハウス風処が紹介されました。


《全文紹介》

「世界で唯一」を名乗る厚木市の風鈴演奏家が小さな貸家をリフォームし、風鈴専用コンサート会場をオープンさせた。演奏を披露するほか、涼しげな音色を世界に発信する拠点にもするという。

 厚木市飯山の住宅街。細い道を縫うように進むと、行き止まりに小さな家が並んでいる。その一軒が、吉田慎さん(40)の仕事場兼風鈴コンサート会場の「風処(かぜどころ)」。21日にオープン、すでに3回コンサートを開いている。

 風処は6畳と4畳半の古くて小さな平屋。ホームセンターで買ってきたすだれや友人にもらった竹などを使い、2カ月かかってモダンな空間に仕上げた。天井には100を超す風鈴がつり下がる。「倉庫」と呼んでいる押し入れにはさらに100個の風鈴がある。

 鳥の羽根で作った専用の「はたき」でなでて音を鳴らす。「ちりんちりん」という涼しげな音や「キーンッ」と金属的なものまで音色は様々。日本製のほかアメリカやインド、中国製も。特に「余韻が長くて奥深い」という備前焼の風鈴がお気に入りだ。オリジナル曲は約80曲。現在は9枚目のCDを制作中だ。

 予約制のコンサートは定員6人。シンセサイザーや仕事用パソコンを除いたスペースが6畳で、1人1畳を使って寝転がって聴くからだ。「リラックスした姿勢で聴いてもらいたいから」と吉田さん。

 風処ではコンサートのほか、曲作りもする。傍らのパソコンではホームページの運営にも取り組み、海外向け専用ページも作った。「日本の風鈴の良さを世界中の人に知ってもらう拠点にしたい」と吉田さんは夢を膨らませる。

 コンサートは地場産野菜を使ったお手製カレー代を含めて1人3500円。日程はホームページ(http://www.lifeact.jp/kazaoto/)で。

 予約、問い合わせは吉田さん(050・5534・5046)へ。

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